つみたてNISA続けながら、少し余裕が出てきたのでIPO投資にチャレンジしてみようと思います
IPO投資って何だろう?
新規公開株(IPO)とは
IPOとは「Initial(最初の)Public(公開の)Offering(売り物)」の略で、未上場企業が新規に株式を証券取引所に上場し、投資家に株式を取得させることを言います。
IPOは証券会社に口座を持っていれば、誰にでも始められる投資の1つです。
手軽に利益を見込める事から、投資初心者でも始める方が多いです。
IPO株の投資とは、新規上場よりも前に、「ブックビルディング(需要申告)」というもので、投資家に配られる株を買う権利を抽選で手に入れ、上場日のはじめに付く株価(初値〔はつね〕)で株を売ることで利益を出すことです。
簡単に言うと「上場する前に株を取得して上場日に初値で売って利益を得る」ことです。
この株を取得するのが抽選となり、中々当選させるのが難しいですが、当選すると利益を得られる事多いのが魅力の1つです。
しかし投資なのでデメリットも、もちろんあります。
投資家にとってのIPOの魅力とデメリット
- 公募価格(売出価格)は割安に設定されている事が多く、購入金額を上回る利益が得やすい。
- 少ない資金で始められる(入金0円でもIPOに申込ができる証券会社がある)
- 株式投資未経験でも始めやすい
- 公募割れのリスクがあり損失が出る場合がある(人気の無い企業、市場の動向によるリスク)
- 抽選制なのでなかなか当たらない
- ブックビルディング(公募価格を決定する方式)の申し込みに手間がかかる。
- ブックビルディング中は資金が拘束される証券会社もある。
コロナショックの時は、IPOを予定していた企業も上場廃止がかなりありました。
ブックビルディング(需要申告)とは?
上場前の株はすべての人が買えるわけではありません。公開される株式数がIPOごとに決まっていますので、抽選に参加する必要があります。
投資方法は、その企業の上場前に証券会社からブックビルディングをして抽選の申し込みをします。
ブックビルディングとは?
新株発行の時の値段を決める際に仮条件を投資家に提示して、「その値段で投資家がどれくらい買いたいか」という投資家のニーズを調べた後に新株の価格決定を行なう方法です。そのために「需要積み上げ方式」とも呼ばれています。
抽選申し込みの際に、「私は○○円で購入します」という意志表示をします。
企業にとってのIPOのメリットとデメリット
企業は何の為にIPOをするの?
企業がIPOを行うにはメリットがあります。
デメリットもあり
- 会社の情報の開示義務とその体制の確立(有価証券報告書や四半期報告書、決算短信等の開示)
- 上場維持コストの発生
- 株主対策(株主とのコミュニケーション、円滑な株主総会の運営)
等が挙げられます。
IPOのおすすめの証券会社は?
IPOは基本的に抽選方式ですが、大手証券会社は莫大な資金のある大口投資家に優先して配分しています。
残念ながら、私たちのような一般人、一般投資家にはIPOが配分されることがありません。
しかしネット証券は資金力に関係なく、
誰でも当選する可能性のある完全平等抽選方式を採用している証券会社が多いのでチャンスは十分にあります。
IPOに人気のネット証券は以下になります。
数ある証券会社の中で、毎年IPOの引き受け回数がほとんどトップの証券会社です。ほかの証券会社にはない「IPOチャレンジポイント」という制度を設けており、抽選に外れると1ポイント貯まり、ポイントを貯めて使用すると当選確率が上がります。いつかは必ず当たるという事になります。
リーマンショック以降はIPOの引き受け回数が減ってしまいましたが、年々回復してきています。IPOに限らず、他の商品の取引でも人気があります。
大手の証券会社のような、大口投資家にまわすのではなく、マネックス証券が引き受けたIPOは全て抽選に回され(抽選配分100%)、さらに抽選方式は完全平等抽選方式を採用しているので、私たちのような資金力のない一般投資家にも平等に当選のチャンスがあるネット証券です!
実際、IPO始めてみての経験は、
なかなか当たりません。。(涙)
ブックビルディング時に資金がいらない証券会社もあるので、複数の証券会社に口座開設をして、当選確率を上げていくのが当選への近道になると思います。
証券会社にブックビルディングする作業は以外と根気がいります。
どうせ当たらないからと諦めずにコツコツと作業することが大事です。
とにかく、諦めない事です。