セゾン投信でNISA口座を開設しています。
2016年より、セゾン投信で一般NISA口座を開設して、2つの投資信託を運用しています。
それから7年間ずっと保有し続け、現在も運用中です。
いわゆるほったらかしです。
これから、「投資信託で積立て投資を始めよう」と検討している方や、
積立て投資を始めたばっかりで、損失が続いて中々利益が出ないと、
「積立てを続けていって実際どうなの?長期運用って実際どんな感じなのか?」と思う方が多いと思います。
この記事では、
2023年1月時点のNISA口座で運用している投資信託の運用額と成績を公開します。
毎月公開をしています。
セゾン投信とは?
セゾン投信には、現在3つのファンドがあります。
- セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
- セゾン資産形成の達人ファンド
- セゾン共創日本ファンド
私は現在この3つのうち2つ、一般NISA口座で、
- 「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」
- 「セゾン資産形成の達人ファンド」
を2016年より運用しています。
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドとは?
2022年9月10日より、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、
セゾン・グローバルバランスファンド
に名称が変更になりました。
運用内容は変わっていないようです。
- インデックスファンド
- 資産配分比率は株式50%、債券50%
- バンガード社のインデックスファンドを通じて、世界30カ国以上の株式と10カ国以上の債券に分散投資することができます。
- 投資形態は「ファンド・オブ・ファンズ」
- 純資産総額は、327,560(百万円)
前月比では、純資産総額10,935(百万円)減りました。
バンガード社は、世界3大資産運用会社の1つです
【世界3大資産運用会社】
- ブラックロック (Black Rock)
- バンガード・グループ(Vanguard)
- ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ
バンガードの運用資産残高は約752兆円(約7.2兆ドル、1ドル=104.48円で換算。2021年1月末日現在)
出所:バンガード社のホームページ、2021年12月末日現在
「ファンド・オブ・ファンズ」とは?
株式や債券などに、直接投資するのではなく、株式や債券を運用している投資信託へ投資をする事を言う。投資信託の運用先が投資信託という事であり、これによってより分散投資され、リスクを抑える事ができる。
セゾン資産形成の達人ファンドとは?
- アクティブファンド
- 世界各国の株式に長期的に高いリターンが期待できる株式に分散投資
- 投資形態は「ファンド・オブ・ファンズ」で、投資対象の運用会社は、
- 「バンガード」
- 「アライアンス・バーンスタイン・エル・ピー」
- 「ブラウン・ブラザーズ・ハリマン・アンド・コー」
- 「FSSAインベストメント・マネージャーズ」
- 「コムジェスト・アセットマネジメント株式会社」
- 純資産総額は、215,245(百万円)
前月比では純資産額は、787(百万円)減りました。
セゾン・グローバルバランスファンドも、セゾン資産形成の達人ファンドも、総資産額は減った結果となりました。
純資産額はファンドの大きさを示す。増減の要因は
- 資金の流出入
- 資産の価格変動
によって増減する。
増えている時は、継続保有のままで良いが、減り続けている時は資金が流出しているのか、時価総額が減っているのかをチェックして運用を検討しましょう。
今回は、アメリカの市場のインフレ対策の利上げや、世界情勢から読み取れるように、2022年は株価は下がる一方だったので、セゾン投信も同じように影響が受けている結果だと考えられます。
セゾン投信でNISA口座を開設した理由
なぜ、セゾン投信でNISA口座を開設したかというと、もともとセゾン投信で同じ商品を特定口座で運用をしていました。
その後、NISAというものがあると知り、口座を開設して非課税で運用を始めたのが始まりです。
当時は、つみたてNISAはまだありませんでした。なのでNISA一択でした。
投資商品も、楽天証券やSBI証券で取り扱っている、VTIやS&P500のような、インデックス商品も当時はまだありませんでした。
2023年1月の、セゾン投信の投資信託の運用成績です。
2016年よりセゾン投信のNISA口座で運用している、2つの投資信託の運用成績を公開します。
毎年、合計約100万を、2商品に毎月積立て投資で行って、現在も継続保有している運用成績が以下の表になります。
既に、NISA口座の非課税枠の範囲の金額を運用しているので、現在は
- セゾン・グローバルバランスファンド 5000円
- セゾン資産形成の達人ファンド 5000円
を毎月つみたて運用中です。(※5年経過した非課税運用分はロールオーバーしています。)
投資銘柄 | 投資額 | 損益額 | 損益率 | 前月比 |
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド | 2,204,823円 | 1,036,239円 | 47% | -153,491円 |
セゾン資産形成の達人ファンド | 2,956,106円 | 1,722,349円 | 58% | -104,511円 |
合計 | 5,160,929円 | 2,758,588円 | 52.5% | -258,002円 |
6年間、何をしたかは、積立投資をしてほったらかしていただけでした。もちろん、コロナショックの時も、変わらず運用した結果です。
前月比だと、-258,002円となりました。
今月の振り返りとすれば、前月比マイナスですが、中々順調ではないでしょうか。
むしろ、マイナス26万で収まっているのは素晴らしいと考えています。
マイナスの時の成績こそ、今後保有し続けるかを検討する材料になります。
現在の、世界的な物価高や情勢の中で、これで治まっているのは、複利×時間の力だと身を持って感じています。
今月の結果は、損益率は52.5%で、金額は2,758,588円(前月比-258,002円)という結果になりました。
元本+損益分を複利運用で、運用額総額は、7,919,517円になります。
ほったらかしていた時に、以下の4つが働いています。
- 積立
- 分散
- 時間
- 分配金再投資
ほったらかしで、この1から4の全てが運用期間中に働いていたことによって、出た結果です。
もちろん、運用する中で、右肩上がりの順風満帆ではありませんでした。
コロナショックの時は、含み益は全部無くなり、損益額はマイナスでした。
そんな時もずっと、積立てだけは続けていました。
これも結果として良かったと思っています。下落している時は、基準価格も下がるので安く買う事が出来ていました。だから、回復も早かったのだと思っています。
【超重要】投資にリスクはあることを、常に忘れない
どんな投資にも、「元本保証」はありません。常に元本割れのリスクはあるという事を念頭に運用していく事が大事です。
今回、公開した運用成績も、含み益が出てプラスの結果になっていますが、
今後も同じように、
積立て投資で長期運用すれば、必ず含み益が増えていくという保証はありません。
「今までは増えていったが、この先も同じように増えていくかはわからない」事は、十分理解しておく必要があります。
私自身、運用していく中で、リスク管理に関してマイルールを決めています。
- 持っている現金を全額投資に回さない。あくまでも余剰資金で運用していく。
- 大きく勝とうとしない。小さな積み重ねで積み上げていく。
「カツカツの資金で運用はしない」「無理のない範囲で投資をしていこうと」いうルールは、今も変わっていません。
初めて投資信託で運用した時の投資額は、月5000円でした。それで1年間、様子をみて学んでいきました。
初めから大きな額で投資よりも、最初は最低金額からやってみて(いつでも増額・減額の変更はできます)、無理のないスタートを切るのが、長く続けられる秘訣だと思っています。
まとめ
7年間で、コロナショックと2022年の株価低迷を経験して、
毎月積立て+長期運用の力を感じています。
今年に入って、世界情勢や米国の利上げ、円安の影響で市場全体が不安定ですが、
今後も、NISA口座の運用は続けていきます。