2022年のIPO当選成績公開します!
今年の1年のIPOの成績をまとめてみました。
今年は、世界情勢の影響もあり株式市場は決して良かった1年では無かったと思います。
しかし、
投資信託や個別株が苦戦した中でも、IPOは中々いい結果を出す事ができました。
IPO投資を始めたきっかけ
IPO投資を始めたのは、2019年からで、それまでは積立て投資が中心でした。
積立て投資は、長期投資なので、正直、毎月銀行口座に入金するだけで何もする事がありません。
そこで、他の投資にもチャレンジしたくなりました。
それで始めたのが、IPO投資というものです。
IPO投資は当選して初値売りをすると、利益が得られやすい投資です。
IPO投資の簡単な流れとしては、
上場予定の企業の株購入希望を申込み、購入する権利が当たったら、上場日に初値で売るという流れになります。
1月から8月は当選はゼロ。
2022年の1月から8月までは当選ゼロでした。。
しかし、
9月にeWeLL(イーウェル)に初当選してから年末にかけて、合計5社に当選する事ができました。
ちなみにですが、今年の全IPOの中で出た最高益は
INFORICH(9338) 評価損益+59万1000円だそうです。
これには当選できませんでしたが、
2番目に高かった
ウェルプレイド・ライゼスト(9565)というeスポーツイベントの企画と制作を行っている企業に当選をして
50万3000円の利益を得る事ができました。
初値売りで利益を得られやすいですが、
IPO投資も、やはり投資なので、「公募割れ」と言ってマイナスになるリスクはあります。
どの位リスクがあるのか、以下にデータでまとめてみました。
2019年から2022年で公募割れした企業の情報です。
【 公募割れした企業数 】
- 2019年 新規上場企業86社中、10社
公募割れ全企業に当選、初値売りした場合の損失総額 △82,300円 (平均△8,230円)
- 2020年 新規上場企業93社中、24社
公募割れ全企業に当選、初値売りした場合の損失総額 △468,100円 (平均△19,504円)
- 2021年 新規上場企業125社中、22社
公募割れ全企業に当選、初値売りした場合の損失総額 △425,500円 (平均△19,340円)
- 2022年 新規上場企業91社中、18社
公募割れ全企業に当選、初値売りした場合の損失総額 △251,400円 (平均△13,966円)
※ちなみに・・・2019年は、コロナショックで上場を取りやめる企業が多かったです。
・
IPO投資は中々、当選できません。なので、当選した企業が全て「公募割れになる」という事も少ないと思います。
それに、当選後に「購入意思表示」をしなくてはいけないので、当選して万が一購入を辞退したいなと考え直す事もできます。(ただし、ペナルティがある証券会社もあります。)
IPO投資をする場合は、「公募割れのリスクがある」という事を理解する事が大事です。
2022年のIPO投資成績は過去最高額となりました。
【2022年 IPO当選企業】 【当選した幹事証券会社】
会社名 | 損益(円) | 証券会社 | 証券会社 | 当選回数 |
eWeLL | 221,000 | 大和証券 | 楽天証券 | 2回 |
ウェルプレイド・ライゼスト | 503,000 | 楽天証券 | みずほ証券 | 1回 |
property technologies | 103,000 | 楽天証券 | 大和証券 | 1回 |
スマートドライブ | 31,000 | 松井証券 | 松井証券 | 1回 |
monoAI technology | 62,000 | みずほ証券 | ||
損 益 | +920,000 |
公募割れの企業が4社ありましたが、4年間で、+226万6100円でした。
2019年から2022年にかけて当選した証券会社は、以下になりました。
- 大和証券 6回
- みずほ証券 5回
- SBI証券 4回
- 野村証券 2回
- 松井証券 2回
- 楽天証券 2回
- SMBC日興証券、モルガンスタンレー証券 各1回
これを見る限りは、証券会社口座は多くて4~5社で十分、当選の可能性がある事がわかりました。
おすすめの証券会社
▼ブックビルディング時に購入代金不要な松井証券
▼IPO取り扱い銘柄数で選ぶならSBI証券
No.1ネット証券ではじめよう!株デビューするならSBI証券
IPOのルールとは?資金拘束のタイミング
IPOのブックビルディングのルールは各証券会社によって異なります。
ルール的には、以下の2つにわかれます。
- ブックビルディング時に資金拘束される
- 当選後の購入意思表示の時に資金が拘束される
もし複数の証券会社でIPO投資をチャレンジしようとするならば、
- ブックビルディング時に資金拘束される証券会社
- みずほ証券
- 大和証券
- SBI証券
- マネックス証券
- ブックビルディング時に資金拘束されない証券会社
- 松井証券※1
- 野村証券※1
※1資金0円でも、ブックビルディングに申し込みができます。
私の複数の証券会社の運用方法は、以下のルールで運用しています。
- 資金拘束される証券会社には、各口座に50万ずつ入金しておく。
みずほ証券・大和証券・マネックス証券・SBI証券に50万ずつ入金。(企業によって50万以上の株価の企業は、見送っています。)
2.資金拘束が無い、松井証券と野村証券は、当選した場合に、1.で入金している証券会社の資金を充てて入金する。
抽選資金不要の証券会社や平等抽選の証券会社が狙い目です。
全部のIPOに投資は出来ないですが、これだけでも投資出来る回数が意外と多くあります。
1口座だけでも、チャレンジできるので、上記の証券会社の開設を検討してみると、いいかもしれません。
LINE証券でもIPO銘柄取り扱っています。